どこにいるかわかる? アジア・太平洋の子どもたちのたのしい一日
どこにいるかわかる? アジア・太平洋の子どもたちのたのしい一日
ユネスコ・アジア文化センター 編 松岡享子 訳
-
- 商品番号
- 1378
-
- 年齢の目安
- 4歳から小学校低学年ごろまで
-
- ページ数
- 44ページ
-
- サイズ
- 21×30cm ソフトカバー
-
- ISBN
- 978-4-7721-0183-7
-
- 発行年
- 2006年発行
-
- 受賞項目
- 全国学校図書館協議会選定
日本図書館協会選定
厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財
関連カテゴリー
日本を含む、アジア・太平洋の子どもたちが、自分の住む国の祭りや行事を案内してくれます。そして、「ぼくがこの絵の中のどこにいるかわかる?」と聞いてきます。楽しみながら世界と出会える絵本。別冊解説書付。
愛読者カードより
- 元気あふれる子どもたちと、それぞれの国の生活感が、とてもよく感じられました。世界は広い! アジアは美しい国の集まりであることを実感しました。この本1冊を見ることによって、大人と子どもが、長い時間、会話を続けられるのではないかと思います。保育士をしていますが、園の子どもたちのつぶやきを想像すると、ワクワクするような気持ちがします。(神奈川県 E・Hさん)
- ページごとに、それぞれの国の画家が絵を描いているので、ページをめくるたびに違った感じ方ができます。国の様子も、人間の様子も、絵とはいえ現実的で、今までに見た絵本と違って、子どもも大人も楽しめると思います。旅行をしているような気分になってくるので、買って良かったと思います。(広島県 T・I さん)
- 最初子どもは、案内役の子どもがどこにいるかワクワクしながら探していました。何度もくり返し読んだ後は、絵の中の人々、動物、食べ物、風景に興味をもち、それぞれの国の違いを絵の中に見出していました。飽きのこないすばらしい絵本です。(福岡県 H・Nさん)
本文 ”はじめに”より
「どこにいるかわかる?」は、”ちょっと変わった”絵本です。
ふつう1冊の絵本は、1人の画家が絵をかきます。ところが、この絵本では、20人の画家が、しかも、ひとりひとり違う国の画家が絵をかいています。というのは、この絵本は、アジア太平洋地域のユネスコ加盟国が、共同してつくりあげた本だからです。
アジアの子どもたちが、共通の本を通して、お互いにもっと親しくなるように…そう願って始められた、この共同出版計画は、ユネスコ・アジア文化センターが企画し、発足以来34年間に、29点、420万冊をこえる本を世に送り出しました。
この「どこにいるかわかる?」も、シンハラ語、ペルシャ(ファルシー)語、マレー語などを含む数々のことばに訳され、中国で、インドネシアで、韓国で、タイで、ベトナムその他多くの国々で、大勢の子どもたちにたのしまれてきました。
この本をたのしむには、字が読めなくても大丈夫。これは、絵さがしのゲームですから。市場や、お祭りや、お芝居など、そのざわめきが聞こえてきそうなアジアの人ごみの中を、アリくんやミーナちゃんをさがして、大いにかけめぐってください。
【この絵本に登場する国】
イラン/パキスタン/インド/スリランカ/バングラデシュ/ネパール/ミャンマー/タイ/ラオス/ベトナム/マレーシア/インドネシア/フィリピン/オーストラリア/パプア・ニューギニア/ニュージ−ランド/日本/韓国/中国/モンゴル