新刊のご案内

新刊のご案内

こぐま社の最新刊の情報をお届けしています。

あったらいいね

あったらいいね

あったらいいもの大集合〜

『ねずみさんのながいパン』などのロングセラー絵本で知られる多田ヒロシの最新刊は、子どもたちが「あったらいいな〜」と夢見るものをたくさん集めた楽しい絵本。“パンのベッド”や“マシュマロの雪”などは大人でもうっとりしてしまいそうですが、“頭をなでてくれるお地蔵さん”や、“エスカレーターつきの滑り台”など、ちょっとヘンテコでおもしろいアイデアも。


86歳の多田ヒロシ先生ですが、その感性は驚くほどみずみずしく独創的。特に神社やお地蔵さん、縁日など日本的なモチーフを扱ったユニークなアイデアには、他にはない絶妙なおもしろさがあります。この絵本ができるまでに先生が描かれたラフは、なんと300枚以上! 皆さんもぜひ、自分だけの「あったらいいね」を考えてみてくださいね。

ぼくのじゃがいも

ぼくのじゃがいも

じゃがいもがペットに!?

どうしてもペットがほしい!! そんなアルバートに、ある日パパがプレゼントをくれました。包みをあけてみると、でてきたのはなんと、じゃがいも! 「ペットのおじゃがくんだ」とパパはいいます。

 

意外なできごとが、これまた予想のつかないできごとを呼び、読者を飽きさせません。最後は、じゃがいもならではの、伸びやかな生命力を感じさせられるハッピーエンド。

読み聞かせにもぴったりな、イギリスの翻訳絵本です。

ジョシュ・レイシー作 モモコ・アベ絵 みやさかひろみ訳
2023年8月発行

じゃがいものくぼみって、ながめていると、顔のようにも見えてきませんか。画家のモモコ・アベさんは、「確かにそう見えるかもしれない」と思えそうなさりげなさで、「おじゃが」の表情を描いています。

ゆかいな物語は、多くの児童文学作品を手がけるジョシュ・レイシーさんによるもの。絵本『すいかのたね』をはじめとして、楽しくリズムある文章を得意とするみやさかひろみさんが、今回も絶妙なことばで訳してくださいました。

ぜひ、読んでみてくださいね!

馬場のぼるのおえかき教室

馬場のぼるのおえかき教室

自由に、自分らしい絵を

絵を描くときに一番大切なことは、自分が自分らしい絵を描くということです。

ーこの絵本の冒頭で、馬場のぼる先生はこんなふうに語りかけます。

 

そう。上手に描こうとしなくていいんです。自分らしく、楽しく描くことが大事。馬場先生が、親しみやすい丁寧な語り口で、絵の描き方を図解してくれるこの絵本。「絵は苦手で……」という大人の方も、この絵本を見ながら、絵を描くことの楽しさをあらためて感じてもらえたらと思います。

馬場のぼる 作
2023年5月発行

この絵本は、1968年に実業之日本社より発行された『誰でも描ける 3分間マンガ』(馬場のぼる著)を、子どもにも楽しんでもらえるよう絵本の形で再構成したものです。もとの本は大人向けの新書シリーズで、エッセイの部分も多かったのですが、本書ではイラストの描き方をメインに、子どもになじみのある動物を選んで掲載しました。

へんしん!

へんしん!

身近な生きものの変化と成長!

絵本『だっぴ!』で人気の北村直子さんの新作です。

登場するのは、カエル、ホタル、チョウ、カ、クワガタ。それぞれが、「もりもり」食べて、静かなときを経て、鮮やかに「へんしん!」します。成長につれてドラマチックに姿を変える様子を、リズムにのせてユーモラスに描きました。

生きものたちが活発に動き出すこれからの季節、ぜひ小さなお子さんとご覧になってみてください!

北村直子作
2023年4月発行

作者の北村直子さんは、東京都武蔵野市にある井の頭自然文化園で、デザイナーとして、園のポスターや園内の看板を手がけられています。そんな北村さんの描く生きものたちは、正確で簡潔、そして親しみやすく、生命力に満ちています。

本書が、みなさまへ、自然のふしぎや面白さをお届けできますように。

わたし おねえちゃんになります

わたし おねえちゃんになります

あかちゃんがやってきたら、何してあげよう

春を連れてきてくれるような、ふわっとあたたかい絵の絵本を刊行しました。

主人公は、「うたちゃん」という女の子。もうすぐ、うたちゃんの家にはあかちゃんがやってきます。「あかちゃんに何をしてあげたらいいのかな」と思案するうたちゃんは、森の動物に、いいこと思いついたらお手紙ちょうだい、と呼びかけました。動物たちとのやりとりを通して、心の中であかちゃんを楽しみに待つ気持ちをふくらませていく様子を描きます。

あいざわ ふみ作
2023年2月発行

本書は、作者あいざわさんのデビュー作です。イタリア・ボローニャ国際原画展に入選した作品をもとに、絵本をつくりました。

入選作を見たとき、包みこまれるようなあたたかさ、優しさが心の中に流れ込んでくるように感じました。こんな絵を子どもたちに見せてあげたいなあ、と思ったのが企画のきっかけです。

多くの方に手にとっていただければと願っています。

PAGE TOP