子どもに語る グリムの昔話3
原文に忠実な翻訳で、素朴で骨太なグリムの魅力を伝えます。練られた訳文は、声に出して読みやすく、聞いているとお話の情景が浮かんでくると好評です。
愛読者カードより
- きれいな表紙だし、なかみも字もよみやすくてとっても良い本だと思った。グリムの世界に入ったみたいだった。(大阪府 N・Sさん 小学4年生)
- 本を最初に見た時、原書のままかどうかということが気になりました。子ども向けの昔話の本は、原書の残酷な部分をハッピーエンドに書き換えた物が多いからです。でも、本書は、原書のままで、また、とても読みやすくてよかったです。読み終えてからも、いろいろと考えさせられたり、感動したりと、大人でも楽しめました。子どももとてもよく聞いてくれました。本の内容が良ければ、イラストがあまり載ってなくても、子どもは喜ぶものなのですね。(茨城県 M・Tさん)
- 無駄な言い回しがなく、よく言葉を選んでわかりやすく書いてある。子どもに読み聞かせてやるのも良し、自分が昔をなつかしみながら読むのも良し、子ども向けの本で、こんなに簡潔な美しい表現で書かれているものは少ないと思う。(神奈川県 M・Iさん)
収録話
七わのからす
星の銀貨
ヘンゼルとグレーテル
三人の糸つむぎ女
「おぜんよ、したく」と金出しろばと「こん棒、出ろ」
手なし娘
うさぎとはりねずみ
ものしり博士
ラプンツェル
忠臣ヨハネス
全10話収録
付録・小冊子「グリムを語る」vol.3(真壁伍郎)