品切

ストーリーテリング その心と技

エリン・グリーン 著  芦田悦子  太田典子  間崎ルリ子 共訳

  • 商品番号
    1842
  • 年齢の目安
    大人から
  • ページ数
    328ページ 口絵4頁入り
  • サイズ
    19×14cm B6上製本
  • ISBN
    978-4-7721-9049-7
  • 発行年
    2009年発行
  • 受賞項目
    全国学校図書館協議会選定
    日本図書館協会選定

お話を本から覚え、心をこめて語るストーリーテリング。この “お話を語ること” は、子どもと文学を出会わせ、本の楽しみへと導く最も楽しく確かな方法。アメリカの図書館で20世紀初頭から行われてきたこの“お話を語ること”のノウハウを、その精神と技の両面から示す一冊。

愛読者カードより

  • 学校、図書館、文庫で子どもたちにおはなしを語っている者にとって、とても嬉しい本でした。第一印象は、訳文が平明で美しく、読みやすいこと。そして、第一章の「人は自分の思いや経験をお話にして人に伝えないではいられない本能を持っている」と始まる、ストーリーテリングの歴史は、語り手の心を嬉しさでワクワクさせました。おはなしを語ることの共通認識を持つために、勉強会で一緒に読むのに最適だと思います。経験者にも、初心者にもお薦めしたい本です。(埼玉県 K・Iさん)
  • 素話や絵本の読み聞かせをしているグループで、この本をテキストとして勉強を始めました。「ストーリーテリングの歴史」をみなで興味深く読み、また、気持ちをひきしめて活動しようと思いました。いつも側に置いてくり返し読みたい本です。ありがとうございました。(東京都 Y・Tさん)
  • 私は、この本を読んで、初めてストーリーテリングに出会った時の新鮮な気持ちや、文学としてのお話にもう一度しっかり立ち戻る喜びを感じました。それと同時に、ここまで(活動として)広がったお話の語り手に、文学としてのお話がどれだけ理解されるかということの難しさも感じています。(奈良県 I・Iさん)

目次


はじめに

序・・・・・・オーガスタ・ベーカー

まえがき

一章 ストーリーテリングの歴史

二章 図書館での「おはなしの時間」 ―アメリカの図書館で「おはなしの時間」を生みだした人々―

三章 お話を語ることの目的とその価値

四章 お話を選ぶ

五章 覚えること・語ること

六章 「おはなしの時間」の実際

七章 「おはなしの時間」の広がり

八章 幼い子どものための「絵本とおはなしの時間」

九章 思春期の子どものための「おはなしの時間」

十章 子どもたちがお話を語ることについて

十一章 「おはなしの時間」のプログラムの組み方

十二章 「おはなしの時間」の運営と研修会のもち方

訳註

訳者あとがき

索引・巻末附録

 

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